企業理念やブランド(ブランディング)ってなんでしょうか。それが企業の方向性や「思い」を表す言葉であるなら、その言葉を作り上げるものは誰なのでしょうか。私達にとってそれは「お客様」とその「ユーザ様」であり「協力会社様」、もちろん「社員一人一人」とその「家族」という「仲間」である、と思うのです。
またブランドを形成/構築する上で重要なのはお客様や仕事に対する私達企業人一人一人の思考や行動力であり、それを成し遂げる為のモチベーションをいかに持続させるかでしょう。
そしてよきブランドを形成するためには、きれい事ではなく、仕事やお客様の言われることが本当にお客様の為、社会のため、そして自分自身のためになっているかをつねに意識し、確認しなければなりません。
最近の仕事でよくあるシーンとして、EC サイト構築やそれに合わせたプロモーション企画があります。「いかに訪問してもらうか」「いかに情報を提供するか」「いかに買ってもらうか」などその後の分析も含め案件ごとに、フローや表現、ビジメスモデルやシステムの設計などを精査してゆきます。
でもふと考えるとその商品を買ったり、サービスを受けたりするのは大切な家族や愛する人、友人・知人、そして私達一人一人です。ならば個人が本当に満足できる商品やサービスを提供しているか、それをきちんと表現できているかをメーカサイドではなく消費者サイドから捉えた提案や仕組みづくりを目指したい、と強く思っています。
IT やデジタル、プログラム、システムなどと横文字を並べても、すべてそれは「人」と「人」を繋いだり、脈々と受け継がれる「人の営み」に役立てる為の単なる道具であり、結果的に「人」の幸せに貢献しなければ何の意味も無いでしょう。
情報を集約/整理し、分析/伝達を行い、「良いもの」を作り、たとえ顔の見えないコミュニティでも情報提供者の真意と誠意をいかに伝えるか、いかに役立つ情報や商品/サービスを提供するかを目指すためにシステムを構築しなければなりません。
でもそれを使うのは「人」であり、またその人自身が「人」の要求や喜び、楽しみ、悲しみを知る感性も持たないと実現できません。
その為によく遊び、よく楽しみ、よく学び、またなにか新しく楽しいこと役立つことは無いかとつねに感性を研ぎすまし、アンテナを張り、もちろん苦しみや悲しみも感じながら生きて、そしてその中で発見したこと、あったらいいなと思うこと、そんな夢の実現を「仕事」というシーンで実践してゆこうと思っています。さあ、明日を見つめて今日をがんばろう!楽しく心強い「仲間」と共に。